羊蹄山(蝦夷富士)を日帰り登山|真狩コースで北海道を代表する名峰へ
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北海道を代表する名峰、羊蹄山(ようていざん・標高1,898m)は、その美しい円すい形の山容から「蝦夷富士」とも呼ばれ、日本百名山にも選ばれている人気の山です。
今回は真狩登山口から山頂を目指し、北海道遠征登山に挑戦しました。雨で始まり、青空が広がり、最後はガスに包まれるという目まぐるしく変化する天候でしたが、それも北海道の大自然ならでは。忘れられない一日となりました。
登山当日の朝は、あいにくの雨模様。
天候を見ながら何度も出発を迷いましたが、遠征登山ということもあり、安全を確認したうえで予定どおり歩き始めました。
レインウェアに当たる雨音を聞きながら歩く登山道は、普段とは違う静けさに包まれています。足元は滑りやすく慎重な歩きが続きましたが、「北海道の名峰を歩いている」という高揚感が気持ちを後押ししてくれました。
標高を上げるにつれて雨は次第に弱まり、空も少しずつ明るくなっていきました。樹林帯を抜ける頃には爽やかな風が吹き始め、北海道らしい雄大な景色が姿を見せてくれます。
広々とした山麓や周囲の山並みを眺めながら歩く時間は、本州の山とはまた違ったスケールの大きさを感じられました。天候が回復していくにつれて気分も軽くなり、「来て良かった」と何度も思える山歩きになりました。
約9時間の山行を経て、羊蹄山の山頂へ到着。
残念ながら山頂では再びガスが広がり、期待していた大展望を見ることはできませんでした。
しかし、しばらく待っていると風がガスを流し、そのわずかな隙間から羊蹄山の大きな火口と火口湖が姿を現しました。
一瞬だけ見せてくれた幻想的な景色は、晴天の日とは違う神秘的な美しさがあり、思わず見入ってしまいました。
外輪を歩きながら刻々と変化する景色を眺めていると、自然は決して思いどおりにはならないからこそ魅力があるのだと改めて感じました。
羊蹄山は標高差が大きく、長時間歩く体力が必要な山ですが、その先には北海道ならではの雄大な自然が待っています。
雨に始まり、青空が広がり、最後はガスに包まれるという変化に富んだ天候も、遠征登山ならではの思い出となりました。
晴れた景色だけが登山の魅力ではなく、その日、その瞬間にしか出会えない風景があることを実感できた山行でした。
登山では思いどおりの天気にならないこともありますが、それも自然の魅力のひとつです。羊蹄山は、どんな表情を見せてくれても「また登りたい」と思わせてくれる名峰でした。
投稿者
やまおい
月1登山家です。よろしくお願いいたします。