白山(御前峰)を日帰り登山|別当出合から日本三霊山の名峰へ
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石川県と岐阜県にまたがる「白山(御前峰・標高2,702m)」は、富士山・立山と並ぶ日本三霊山の一つであり、日本百名山にも選ばれている名峰です。豊かな高山植物や美しい火山地形、信仰の山としての歴史を併せ持ち、多くの登山者を魅了しています。
今回は別当出合から御前峰を目指す日帰り登山に挑戦しました。あいにく天候には恵まれませんでしたが、白山ならではの雄大な自然や山小屋グルメを楽しむことができた山行をご紹介します。
朝8時頃に別当出合駐車場へ到着。
人気の山だけあって駐車場はほぼ満車でしたが、無事に駐車できて一安心。白山は夏から秋にかけて多くの登山者が訪れるため、休日や連休は早朝到着がおすすめです。
登山口からは整備された登山道が続き、歩きやすい道をゆっくりと標高を上げていきます。樹林帯では木漏れ日が心地よく、涼しい空気の中で快適に歩くことができました。
約2時間歩くと森林限界を越え、一気に視界が開けます。白山は「花の名山」としても知られ、夏には色とりどりの高山植物が咲き誇ります。この日も登山道のあちこちで可憐な花々が迎えてくれ、ガスに包まれた景色の中でも十分に癒やされました。
天候は次第に怪しくなり、「雨は避けられないかもしれない」と感じながらも、山ならではの静かな雰囲気を楽しみながら歩き続けます。
標高約2,450mにある白山室堂へは、午前11時30分頃に到着しました。山頂へ向かう前に、ここで少し早めの昼食です。
注文したのはチャーシューメン。山小屋とは思えないほど本格的な味わいで、大きなチャーシューと具材がたっぷり入り、冷えた体に温かいスープが染み渡ります。標高の高い場所で食べる一杯は格別で、登山中の楽しみのひとつになりました。
室堂から約1時間歩き、日本三霊山の最高地点である御前峰へ到着。
しかし山頂は一面ガスに包まれ、期待していた大パノラマは見ることができませんでした。
30分ほど粘って天候の回復を待ちましたが、ガスが晴れる気配はなく、安全を優先して下山を開始しました。
本来であれば山頂からは北アルプスや御嶽山、そして白山火山帯の美しい景色を望めます。今回はその絶景には出会えませんでしたが、「また晴れた日に訪れたい」という楽しみが一つ増えました。
下山を始めると、天候はさらに悪化。途中から土砂降りの雨と雷に見舞われ、レインウェアを着用して一気に下山しました。
写真では伝わらないほどの激しい雨でしたが、安全第一を心掛け、慎重に歩いて無事下山。改めて山の天気は変わりやすく、十分な雨具や防寒着を準備する大切さを実感しました。
今回は終始ガスが多く、山頂からの絶景を見ることはできませんでした。
それでも、美しい高山植物、歩きやすい登山道、山小屋グルメ、そして日本三霊山ならではの神聖な雰囲気など、白山ならではの魅力を十分に感じることができました。
天候に恵まれなかったからこそ、「次は晴天の日に火山湖や雄大な景色を見たい」という楽しみも生まれました。
山では思いどおりの天気にならないこともあります。しかし、その日の自然と向き合いながら歩く時間こそが登山の醍醐味なのかもしれません。
次回は快晴の白山で、エメラルドグリーンに輝く火山湖や360度の大パノラマを楽しむことを目標に、再びこの名峰を訪れたいと思います。
投稿者
やまおい
月1登山家です。よろしくお願いいたします。