道迷いにご用心!探検気分を味わえる雨乞岳
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武平峠登山口から、滋賀県と三重県の県境に位置する雨乞岳へ登ってきました。
序盤は道もよく整っており、迷うことなく順調に高度を上げていくことができました。沢沿いの景色も美しく、鈴鹿らしい深い緑に包まれながら、落ち着いた足取りで歩を進めていきました。
中盤に差し掛かると、分岐が次第に増えてきました。踏み跡と思われる道がいくつも枝分かれしており、どれが正しいルートなのか判断に迷う場面が何度かありました。そのたびに地図を取り出して確認し、時には少し引き返して様子を見るということを繰り返したため、想定していたよりも時間がかかりました。焦りというほどではありませんが、一歩ごとに確認しながら進む必要があり、体力以上に神経を使う区間だったと感じています。
そうして慎重にルートを見極めながら進むうちに、まるで探検をしているような感覚が芽生えてきました。正解の道を自分の判断で選び取っていく緊張感は、簡単には味わえないものであり、これもまた雨乞岳ならではの魅力なのだろうと思います。
苦労を重ねながらたどり着いた山頂は、視界を遮るものがなく、鈴鹿の山々を一望できる開放感のある場所でした。しばらく腰を下ろして景色を眺めながら、ここまでの道のりを振り返る時間を取りました。頑張って登ってきた分だけ、目の前の景色が一層印象に残るように感じられました。
下山は往路で確認した分岐を一つひとつ思い出しながら、来た道を丁寧にたどりました。登山口に戻った時点で、行動時間は合計5時間ほどとなり、当初の想定よりも長い山行になっていました。
道迷いに注意が必要な区間がある分、気の抜けないコースではありましたが、その分だけ山頂に立った時の達成感も大きく感じられました。慎重にルートを探りながら歩いた今回の雨乞岳は、記憶に残る山行の一つとなりました。
投稿者
やまおい
月1登山家です。よろしくお願いいたします。