ヤマスル
2023/07/15 日帰り
やまおい やまおい

大台ヶ原を日帰り登山|日本百名山・大蛇嵓の絶景と神秘の森を巡るハイキング

大台ヶ原山<日出ヶ岳>の登山記録
所在地
三重県, 奈良県 | 紀伊山地東部(大台原山とその周辺)
登った山 大台ヶ原山<日出ヶ岳>(1695m)
登山口・ルート 大台ヶ原ビジターセンター
評価 最高
難易度 入門
タイム 4時間

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登山記録

奈良県と三重県にまたがる「大台ヶ原(日出ヶ岳・標高1,695m)」は、日本百名山はもちろん、日本の秘境100選や特別天然記念物にも選ばれている名峰です。年間降水量が約3,500mmにもなる日本でもかなりの多雨地帯として知られていて、そのたっぷりの雨が育てる原生林や幻想的な景色は、ほかの山ではなかなか味わえません。

今回は大台ヶ原ビジターセンターを起点に、最高峰の日出ヶ岳から絶景スポット「大蛇嵓(だいじゃぐら)」までぐるっと回る人気コースを歩いてきました。

最寄りのインターチェンジから登山口の大台ヶ原ビジターセンターまではけっこう距離があって、思った以上に時間がかかりました。

山道を進むにつれて天気もどんどん変わっていき、麓では晴れていたのに、大台ヶ原のあたりでは本降りの雨に。

さすが日本でも屈指の降水量を誇る山だけあって、天気が変わりやすいんだなとあらためて実感しました。

無理して雨の中を歩くのはやめて、まずはビジターセンター内の食堂で昼ごはんを食べながら天気が回復するのを待つことに。

いただいた猪カレーは、登山前のエネルギー補給にちょうどよくて、旅先ならではの味も楽しめました。

昼食を終えるころには雨もだいぶ弱まり、雨具がなくても歩けるくらいまで回復。

整備された木道や遊歩道を歩き始めると、30分ほどで日出ヶ岳に到着しました。

登山道はかなり整備されていて、急な登りも少ないので、登山初心者や家族連れでも歩きやすい印象です。

山頂からの景色は雲が多くて遠くまでは見えませんでしたが、高原らしい開放感があって気持ちよかったです。天気がいい日は熊野灘や紀伊山地まで見渡せる絶景が広がるそうです。

天気が不安定だったので山頂から引き返そうか迷いましたが、せっかくここまで来たので予定どおり周遊コースへ進むことにしました。

日出ヶ岳から先はガスも少しずつ薄くなって、見晴らしのいい遊歩道が続きます。

歩いているだけでも気持ちよくて、森林浴をしながらのんびりハイキングしているような感覚で進めるコースです。

さらに進むと、大台ヶ原らしい原生林が広がってきて、まさに「秘境」という言葉がぴったりの神秘的な景色に変わっていきました。

途中では、巨大な岩壁でフリークライミングを楽しんでいるクライマーの姿も。

ほぼ垂直に切り立った岩壁を登っていく様子は本当に迫力があって、大台ヶ原のスケールの大きさを感じました。

そして今回のいちばんの目的地、大蛇嵓に到着。

岩盤が谷に向かって突き出すように伸びた展望スポットからは、紀伊山地の山々が何重にも連なる大パノラマが広がっていました。

切り立った岩の先端に立つと、まるで空中に飛び出しているような感覚になって、大台ヶ原を代表する絶景スポットと言われる理由がよくわかります。

日出ヶ岳だけ見て下山する人も多いようですが、大台ヶ原に来たなら、ぜひ大蛇嵓まで足を延ばしてほしいなと思いました。

大蛇嵓からビジターセンターまでの道は、美しい森の中を歩く癒やしのコースです。

苔むした木々や豊かな自然に囲まれながら歩く時間は、大台ヶ原ならではの魅力そのもの。

登山というより、自然の中をゆっくり散策しているような感覚で、最後まで気持ちよく楽しめました。

下山後は奈良県の大神神社へ参拝。

さらに天理市まで足を延ばして、本場の天理ラーメンで旅を締めくくりました。

見た目はこってりしていそうですが、実際は意外とあっさりめで、ピリッとした辛さと酸味がクセになる一杯。登山後の体にしみるおいしさでした。

大台ヶ原は、日本百名山でありながら登山道がしっかり整備されていて、初心者でも気軽に絶景を楽しめる山です。

日出ヶ岳からの眺めはもちろん、神秘的な原生林や迫力満点の大蛇嵓など見どころも多くて、ハイキング感覚で大自然を満喫できます。

今回は曇り空で本来の景色を全部見ることはできませんでしたが、それでも秘境らしい幻想的な雰囲気はしっかり味わえました。

次回はぜひ快晴の日に再訪して、青空の下に広がる紀伊山地の大パノラマを楽しみたいと思います。

投稿者

やまおい

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月1登山家です。よろしくお願いいたします。